算数教室紹介ページで扱った問題の解説です
問題:7kgの重さを1ドーフと呼ぶことにします。1ドーフは8コーネです。28kgはなんコーネですか。
算数の問題は、「なに算が使えるか考えて式を立てる」ものだと思っているのか、案外みんな苦戦します。
7kg 1ドーフ 8コーネ
28kg ?ドーフ ?コーネ
こんな風に並べてわかるところから埋めていけるといいかもしれません。
うまく埋めていけないなら
7kg 1ドーフ 8コーネ
?kg 2ドーフ ?コーネ
と、勝手に数字を変えて他がどうなるか考えてみることができるとよいですね。
というわけで、28kgは4ドーフですから32コーネですね。
絵をかいて、順番に数えていってもいいと思います。
式を立てるとしたらそのあとでもいいです。一つの例としてかけば、
\(28\div7\times8\)でしょうか。
式を立てる前に、絵や図を書いたり、並べて書いて変化の仕方を見ることで状況を整理したり、こういうことができるとよいと思います。
問題:ある気体2.40gの体積は、標準状態で1.12Lであった。
この気体の分子量をもとめよ。
必要な知識は、分子量は1mol(6.02×1023 個)の分子の質量(g)と等しいということと、1mol の気体の体積が標準状態(1atm、0℃)で22.4Lであること。
1.12L は、22.4Lの1/20(0.05mol)。その質量が2.40gですから、22.4L(1mol)では質量は20 倍の48.0gです。
したがって分子量は48.0。
上の問題みたいにメモを書き出してみるとわかりやすいかもしれませんね。